新潟県新潟市で埋設管路内の漏水補修をしました。
漏水の勢いが強くかなりの量の水が浸入してきていたため、クロス補修の前に穴の部分を塞いでからクロスを貼りました。
漏水箇所は2カ所で管口から10m付近と80m付近を施工しました。
この施工方法での補修は久々でしたが問題なく施工完了することができました。
施工写真
TV調査(カメラ調査)
導通点検をして補修が必要となった場合、カメラで管内を確認し状況や場所を確認します。
カメラは距離を測る機能や首振り機能があり管口から補修場所までの距離を測ったり、管の内面を360°確認することができます。
TV調査手順
①ワイヤーに管路TVカメラを接合し管口まで挿入する。
②相手マンホール側に規定の速度で牽引する。
③管内の異常(異物、段差、曲がり、欠損、漏水、錆等)の有無を調査する。
④異常個所がある場合管軸方向及び管軸直角方向での詳細調査する。
サビこぶがある場合は研磨機でサビを削り落とします。
下記の写真の色が変わっているところがサビがあるところです。
漏水がある場合はクロスを貼って穴を塞ぎます。
下記の写真は管に穴が開いており、かなりの量が漏水しています。
管路補修
管路導通点検後不通箇所を補修します。
不通原因がサビや管路同士の継手部分のズレや段差の場合は研磨器によりサビを削り取ったり段差を滑らかにして補修します。
穴が開いていて漏水していたり土砂が入り込んでいた場合は、高圧洗浄をし異物や土砂を取り除いた後、穴が開いている箇所にクロスを貼って穴を塞ぎます。
研磨補修手順
①研磨器前方に牽引ワイヤー、後方にエアホース、ワイヤーを接続する。
②研磨器を牽引し管内に挿入する。
③事前に確定しておいた位置まで牽引する。
④コンプレッサーから圧搾空気をエアモーターに圧送しモーターを回転させる。
⑤研磨完了と判断した後に、水圧洗浄にて管内を洗浄する。
研磨器で削ることによってサビがなくなり色も変わったことが写真でよくわかると思います。
クロス補修手順(管路内漏水補修)
①破損長からリスターを選別する。
②ガラス繊維にOPS樹脂を塗布しリスターに巻き付ける。
③リスター本体を牽引し補修箇所まで引き入れる。
④コンプレッサーの圧搾空気によりゴムスリーブを膨張させる。
⑤養生時間をおいた後ゴムスリーブの空気を減圧する。
⑥リスター本体を引き抜き施工確認のTV調査を実施する。
穴が開いている箇所にはクロスに樹脂を染み込ませ空気圧でクロスを管に張り付けて硬化させることによって補修します。
クロスを管に圧着させ硬化させることによって穴を塞ぎます。
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